210907 堀江貴文、落合陽一 / 『10年後の仕事図鑑』2 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

★堀江貴文、落合陽一 / 『10年後の仕事図鑑』2

●「欧米化」という概念がおかしい。

 実際にはヨーロッパとアメリカは大きく違う。

 日本人がよくいう「欧米化」は、

 アメリカとヨーロッパのいいとこどりを試みる架空の概念に過ぎない。

 日本での研究の例を挙げると、

 大学はヨーロッパ式で、資本の取り方はアメリカ式にしようとしているから、

 おかしなことになる。

●百姓

 由来は、100個の仕事をする人のことだ。

 職種も多種多様に存在していた。

 分業ではなく1人がたくさんの仕事を行なう、様々な職種が次々に生まれる。

 こうした江戸時代の状況は、

 実はこれからの時代のイメージにも合っているようにも思う。

●ギリシャ時代には、一人称、二人称、

 そして三人称視点の「幸福」がそれぞれ存在した。

●アジアの最大の到達点はどんな社会なのか。

 それは、今の中国のような計画経済プラス資本主義なのかもしれない。

 共産主義を謳う中国は、

 トップダウンで物事が決まる体制だけを維持してきただけで、

 中身は普通の資本主義になっている。

 江戸時代も同じで、幕府が物事を決めるけれど、

 実質的に経済は自由で、商人が回している。

 アジアの最も安定的な制度というのは、

 そのようなスタイルなのではないだろうか。

□リンダ・グラットン『LIFE SHIFT-100年時代の人生戦略』

●西洋の大学は卒業が難しいため、

 大学を出た時点である程度の優秀さが保証される。

 一方、日本の大学は

 遊ぶことが目的みたいなものに成り下がってしまっている。

 以上のように、西洋と日本とでは社会システムが根本的に違う。

 既存の日本の大学は、研究コミュニティで必要なものは学べるが、

 社会で求められる能力など、身につかないのである。

●2017年11月にUberは、

 自動運転車のセンサーでとらえたデータを利用し、

 乗員に適切な刺激を与えることで、

 自動運転車に乗っていても酔わない技術を開発した。

●プリンテッド・ロボティクス

 印刷プロセスでロボットの低コスト生産を可能にする量産方式。

 書類が印刷されて出てくるのと同じように

 3Dプリンタでロボットが”印刷”される技術のこと。

●思想家 リチャード・バックミンスター・フラー

「自分の時間をより有効な探査的な投資に解放すれば、

 それは自分の富を増やすことになる」

●もはや、ワークとライフの関係性は完全に「バランス」ではなくなった。

 これからは、差別化した人生価値を仕事と仕事以外の両方で生み出し続ける

「ワーク ”アズ” ライフ」を体現する者だけが生き残れる時代になるだろう。

 リスク ”アズ” ベネフィットである。

 そうした時代に、人間の生活スタイルは2つのパターンに分かれると

 僕は考えている。

 1つは、ブルー・オーシャンな考え方を持つパターン。

 コンピュータでは到達不可能な価値を創出し続け、

 時代を先に進める人を指す。

 もう1つは、プラットフォームに吸収されて、

 責任と生存戦略をコンピュータに任せることだ。

●生活スタイルのすべてがブルー・オーシャン、

 もしくはすべて責任・戦略を機械に任せた生活のみ

 になるわけではないのである。

 二元論でなく、まだらな世界と理解し、実践していこう。

●人に喜ばれて、自分が無心で取り組めるものを探せ。

□ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史』

「人間はかつて穀物の家畜だった」

「人間は狩猟民族だった」

 当時、人々はきっと楽しんで狩りに取り組んでいたはずだ。

 しかし、農耕生活をはじめたことで、

 生きるために嫌でも畑を耕さなければならなくなった。

 そのために人は個人から家族という集団で暮らすようになり、

 一家の住む土地に根を張って生きていくことを強いられ、

 結果として住む地域や仕事を選ぶ自由を失っていった。

 しかし産業革命以降、機械による自動化によって、

 人は必ずしも生きるために働く必要がなくなったはずだ。

 それにもかかわらず、

 安い仕事に文句を言いながら渋々働いている人が大勢いる。

 実は、

「食べていくために」安い仕事で我慢している人の存在がなくならない以上、

 労働単価が上がることはない。

●以前、平均年齢15歳の子どもたち20人弱に、

 簡単に作成したIoTデバイスを用いた電子工作や機械学習、

 ソフトウェア制作を教えるワークショップを開いたことがある。

 5年前であれば24歳の学生が修士論文でやるような内容なのだが、

 たった合計24時間で、誰一人脱落することなく

 ハードウェアやソフトウェアを作れるようになった。

 つまり当時24歳の人にとっては、

 9年分の時間があっという間にコモディティ化してしまったというわけだ。

●未来が不安な若者には、「仕事になる趣味を3つ持て」と伝えたい。

 好きなことに没頭すれば仕事になる。

 しかも仕事になっている頃には、

 その界隈で君の名も知れ渡っていることだろう。

 もしそんな趣味が3つもあれば、

 すでに君は代替不可能な存在になっているといえるのではないか?

 他の誰かには替えられない、差別化された人材になっているはずだ。

●あなたが問うべき対象は未来ではなく他でもない、「自分」だ。

 自分が求めているものは何か、やりたいことは何か。

 今この瞬間、どんな生き方ができたら幸せなのかを真剣に考え抜けばいい。

 自分の「これが好きだ」「これがしたい」という感覚を信じ、

 それに従って下した判断を、誰のせいにもせず生きる。

 変化するのは日常だ。

 毎日、瞬間ごとに自分の判断を更新していくべきなのだ。

 その覚悟があれば、未来予測などしなくていい。

 あなたは、とにかく「今」の自分を信じればいいのである。

●最近、新幹線に乗ったときのことだ。

 ふと思いついて、駅弁を10個買って並べてみた。

 並べてみると、感動すら覚えた。

 なぜなら、パッケージは違うのに中身はほとんど一緒だったからだ。

 生卵がついて牛肉が入っていれば「すき焼き弁当」、

 卵焼きが入っていて、牛肉と野菜の煮たものが入っていたりすると

「幕ノ内弁当」という具合だ。

 つまり工業社会ではまったく同じものでも、

 違う装いをまとうことで、違う食べ物になるのだ。

 結局、工業社会で作られているものは、

 パズルが違う組み合わせになっているものを食べることで

「自分は違うものを食べている」と錯覚しているだけなのだ。

 そんな世の中で過ごしていれば、

 決定的に意思決定能力が失われるのも無理はないだろう。

●コンビニ仕様のお菓子を見かけないだろうか。

 薬の分野では、「ジェネリック医薬品」があるが、

 いわばその「菓子」版だ。

「ココナッツサブレって言われて売られていたよね」とか

「昔、駄菓子屋さんに置いてあったよね」といったお菓子の数々がコピーされ、

 そのコンビニ専用の袋に入れられて販売されているのだ。

 これが、今進行しつつある時代の流れに他ならない。

 オープンイノベーションが前提となった世界では、

 あらゆるものがジェネリックとなり、

 金儲けができるスペースがほとんどなくなっていく。

 最後は大手が規模の経済によって、価格を押し下げ、

 しまいにはタダ同然になる。

●IBM 初代社長 トーマス・J・ワトソン

「不確かな持論を持つ思想家の道を辿れ。

 自らの考えを論争の脅威にさらけ出せ。

 率直に意見を述べ、

 変わり者のレッテルよりも、従順という汚名を恐れよ。

 そして、自分にとって重要に見える問題のために、

 立ち上がり、どんな困難にも立ち向かえ」

●みんな未来のことを考えすぎる。

 僕は未来のことなんて考える暇もない。1年後だってわからない。

 今がすべてなのだ。

「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ」

●シンギュラリティ

 2045年に人口知能が人の知能を超えるといわれているが、

 それになぞらえて、

 気づいたときにはもうすでに遅かったというような状況のことを

 ここではシンギュラリティと呼んでいる。

□落合陽一『超AI時代の生存戦略』

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